Ultrasonic Team (T. Yanagisawa, Hokkaido Univ,)    

研究日誌
2011-9/10「Fjords」

Sep 10, 2011

前の日記の写真はノルウェーっぽくなかったので、フィヨルドの写真を。ところで、Norwayというのはドイツ語で「北への道」= 北(海)道、だったのですね。鮭旨いです。空いた時間にムンク「叫び」も観てきました。

研究日誌
2011-9/05-08「 Blaafarveværket, Norway」

Sep 08, 2011

UKの次はノルウェーに言ってきました。目的はオスロ郊外のコバルト鉱山です。そこで採れるCoAs3という鉱石はその地の名をとって「スクッテルダイト」と名付けられました。(詳しい事情はこちらをご参照ください。)そんな北欧の片田舎(最近凄惨なテロルが起こったのは実はこの付近です・・・合掌)に、地球の裏側からわざわざやってきた物性物理学者ばかり数十人が集うのは、きっとこれが最初で最後の出来事でしょう。私は最近出版された論文の内容をオスロ大学の皆さんにプレゼンしました。エクスカーションでは防寒具を着て実際にコバルト鉱山の探検に向かいました。日本だけでなく、米国、ヨーロッパの大御所の先生方が少年の様にはしゃいでいるのが印象的でした。そこは19世紀の「青色工場」だったそうです。世界中の「コバルトブルー」即ち青色顔料はここで採れたコバルトを使っていたとか。ゴッホさんの描いた紺碧の空にもここのコバルトが使われていたのでしょうか。

研究日誌
2011-8/28-9/3「Cambridge, UK」

Sep 03, 2011

英国ケンブリッジ大学で行なわれた強相関電子系の国際会議に参加しました。ケンブリッジは科学分野のみならず、数々の偉人を輩出し続けている歴史ある大学(創立1209年)です。万有引力の法則を発見した、かのニュートン大先生もここの卒業生です。酸素と水素から水を合成したキャヴェンディッシュさんの名を付した有名な研究所には、マクスウェルさん、ラザフォードさん、レイリーさん、ブラッグさんなどなど、教科書に出て来る物理学者オールスターメンバーが歴代所長として名を連ねています。私は物理学で飯を喰っている者の端くれとして、それらの知的巨人が学んだ場所に居られただけで感無量でした。名物のフィッシュ・アンド・チップスは想像よりも美味しく、ワトソンさんとクリックさんがDNAの二重螺旋構造を思いついたという酒場(EAGLE)で、毎晩研究仲間と共に鐘が鳴る(アルコールの販売時間が制限されている)まで飲み続けました。D3の清水君は彼の卒論のテーマであるUBe13の超伝導を発見したオット先生に発表を褒められ、一緒に写真を撮ることができてご満悦だった様子。

研究日誌
2011-6/28「Ooarai」

Jun 27, 2011
Diary 20110628

大洗にある東北大金属科学研究所(通称 金研)附属施設で天然ウラン原料を切断し、ガラス管に封入する作業を行いました。私はオレンジ色の作業着を着ていますが、レスキュー隊ではありません。現地の職員さんでも普段はあまり入らないという、放射性廃棄物保管庫内に入る機会がありましたので、バックグラウンドの放射線量を測定したところ、25マイクロシーベルト毎時でした。そこは外界に放射能が漏洩しないように遮蔽された「管理区域内」。簡単に物や人が移動できないよう制限されています。一方、福島第一原子力発電所付近では、青空の下、同レベルの放射線が水源や土壌から検出されています。今回のメルトダウン事故が甚だ尋常ではないことを痛感しました。

研究日誌
2011-6/16「単結晶育ちました」

Jun 16, 2011
Diary 20110616

私個人的には初挑戦となる単結晶をflux法で作っています。例の如くカゴ状結晶構造を持つ化合物ですが、まずは軽希土類を内包する単結晶の育成に成功しました。研究室に配属されたばかりの4年生諸君も熱意を持って試料作成を手伝ってくれています。福島の原発事故以降、新聞やテレビでよく目にするウラン(U)やトリウム(Th)といった放射性元素が内包されたカゴ状化合物にも近々挑戦する予定です。乞うご期待。

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